更年期障害の症状改善の作用がある高カカオチョコレート
カカオ豆にたっぷりの砂糖とミルクを加えればただの甘いチョコレートです。
しかし、高カカオ豆のチョコレートは少量であれば、高血圧予防やダイエット効果、集中力・記憶力の向上、美容へも効果があるそうです。
それなら更年期の体調不良へもいい効果を発揮してくれるのかな?と思いますが更年期は太りやすいのに本当にチョコレートなんて摂ってもいいの?という気がしないでもない。。チョコレートが更年期障害の症状へどのような効果を発揮してくれるのか調べてみました。
高カカオチョコレートの効果
更年期障害にチョコレートがいいと言いますが、厳密にいうと更年期障害にチョコレートが効くという意味ではなく、チョコレートに含まれるカカオ豆に更年期障害の症状改善の作用があるという意味です。カオ豆に含まれる、カカオマス・ポリフェノール・亜鉛といったミネラル分は女性ホルモンのバランスを整え、身体の調子を整えます。
ミネラルは体内での合成や貯蓄ができない栄養素です。少量ずつでも毎日の摂取が必要な栄養素であるとともに、更年期障害の症状を緩和させてくれることから高カカオチョコレートの人気が、最近高まっているようです。一般的に流通しているチョコレートのカカオ含有量は30~40%ですが高カカオチョコレートとされる製品はおおむね70%以上のカカオが含まれている製品が多いです。
最近では80%や90%といった高カカオチョコレートのよく目にするようになってきました。ただし、注意点もあります。
高カカオチョコレートの注意点
高カカオチョコレートは、脂質の割合が40.7~53.5%もあり普通のチョコレートに比べやや多いです。普通のチョコレートより苦身が強いので甘さを感じにくいですが、脂質は通常のチョコレートよりも多いのです。
テオブロミンやカフェインの含有量が多いので敏感な人は要注意
テオブロミン及びカフェインには気管支拡張、利尿、興奮等の作用があります。どちらの成分も普通のチョコレートの4倍くらい含むことから、このような症状に敏感な人や、すでに気管拡張薬を摂取しているという人は摂取量に注意する必要があります。
ニッケルは普通のチョコレートに比べると1.9倍~3.8倍も含まれていたそうでニッケルアレルギーの人も注意が必要です。このようなアレルギー体質の人は少量ずつ様子をみながら摂取するのが望ましいです。
高カカオチョコレートを摂取する目安としては
25g/日
大体、板チョコ大なら半分くらいで大丈夫です。
食べすぎることなく、少量、毎日続ける事が良いみたいですね。
こっそり職場で口にするチョコレート、これからは高カカオチョコレートにシフトしたいとおもいます。