女性ホルモン活性化で更年期を乗り切ろう

ヨガを取り入れて女性ホルモンを活性化させる方法を綴ります。

更年期世代こそ、かかとをツルツルにケアしましょう。

かかとのガサガサは更年期世代の悩み

 

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なぜ、更年期世代のかかとはガサガサになるのでしょう?
  • 乾燥

乾燥が進むとターンオーバーが乱れ、古い角質がはがれず肌に留まり続けます。そうすると角層が厚く硬くなりるかかとが分厚い状態になります。

0.02~0.03mmが正常な角層の理想的な薄さだそうです。

この状態を維持できていると、憧れのつるつるかかとに。更年期世代のかかとは、潤いが逃げて乾燥し厚みがあるため触っても、がちがちになることが多いようです。

  • ホルモンバランスのくずれ

ターンオーバーの乱れは、乾燥だけが原因ではありません。他にも疲れやストレスがたまると、体内ホルモンのバランスが乱れ、肌の新陳代謝やバリア機能が低下してかかとが分厚くなる原因に。顔の肌と同じように、加齢によって肌の再生力も衰えるため年々かかとの乾燥は悪化してしまう一方なのです。

  • 外側からの摩擦や圧迫などの刺激

肌は防衛反応で角質を厚く硬くして内部を守ろうと働くので、歩行による刺激の積み重ねで、年々かかとは硬くなっていきます。

固くなったかかとを、ツルツルにするには?
  • ヤスリで削る

かかと専用のヤスリ(ファイル)や軽石、電動リムーバーなどで削る方法。入浴の時や入浴後、角質がふやけない程度に柔らかい時にうのが良いようです。

フットバスを使ってもいいでしょう。目に見えて効果が出やすい反面、必要以上に削り過ぎてしまうリスクもあります。週1回が目安。

①足の水気を拭き取ります。濡れたままだと角質を取り過ぎてしまうので注意。

②ヤスリなどで同一方向に向けて少しずつ削します。削りすぎると、肌を保護しようとかえって角質が厚くなるので注意。

厚くなっている角質の場合、一度に削ると肌に必要な角質まで削りがちなので、数日に分けて少しずつ削るといいでしょう。

③削った後は皮膚が露出しデリケートな状態です。

 しっかりクリームなどで保湿し、靴下などで保護しましょう。

 

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  • 薬剤で剥がす

削るでも磨くでもなく、ピーリング効果のある薬剤にかかとを浸して角質を除去するもの。様々なアイテムが市販されています。一定時間浸すだけで数日後からポロポロ角質が剥がれ落ちていき、脱皮したように柔らかな肌が現れるという手軽さが人気です。

 

  • スクラブで磨く


日常的にスクラブなどで古い角質を落としていくことで、硬く厚くなることを防ぎます。ヤスリで削り取るより低刺激なので、角化症を悪化させるリスクは少なめ。

濡れた肌に使えるものやそうでないもの、使用方法はアイテムによって異なりますが、ゴシゴシ力を入れてこすらないこと。また1〜2分が最適で、長時間の使用もNGです。終わった後はもちろん保湿を丁寧に。

 

ホルモンバランス調整に効果的なふくらはぎマッサージ

  

更年期や加齢とともに減少すると体に大きな影響を与えるのがホルモン。

人間の体で働くホルモンは、なんと100種類以上ですが、一生のうちに分泌される総量はスプーン1杯分くらいと貴重です。

脳の「視床下部」が司令塔となって指示を出し、同じく脳の「下垂体」から分泌されるものが多く、自律神経を整えたり、成長促進や代謝作用を促したりと、重要な役割を果たしてくれています。

そんなホルモンの分泌をより効果的に行なうためのボディケアが、ホルモンマッサージ。

足裏は、ホルモンのバランスを整えるツボがたくさんあり、ここを押すことでホルモンのスムーズな分泌が期待出来ます。

足裏のホルモンマッサージをする前に、ふくらはぎをほぐしておく「準備マッサージ」を行なうと、より効果的です。

ふくらはぎの内側には、免疫や女性ホルモンに関わるツボもあるからです。

その方法をご紹介します。

【ホルモンケア準備マッサージ】

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  1. 両手でふくらはぎをつつみ、手の温度でバターを溶かすかのように、ゆっくり横に揺らしながらほぐしてみてください。グイグイ押すのは厳禁です。
  2. 耐熱のペットボトルに人肌のお湯を入れて、ふくらはぎや太ももにペットボトルを当ててマッサージしてみてください。

「かかとマッサージ」

かかとは、子宮や卵巣を抱える「骨盤」の反射区。かかとにひび割れがあったり、かかとの色が暗紫色をしていたりすると、月経不順や便秘を抱えている可能性が大きそうでう。心配な方は早速、「かかとマッサージ」を行いましょう。

【かかとマッサージ】

  1. 右足裏を表に返し、左手親指で右足のかかとの小指側から親指側へと斜め上に押し上げます。また反対に、右足の親指側から小指側へと、斜め上に押し上げます。これを2セット行います
  2. 左手親指を右足のかかとの真下にあて、そこから、かかとが終わる位の位置まで、小指側のへりを押し上げます。2セット行います。
  3. 続いて、左手親指を右足のかかとの真下にあて、そこから、土踏まずの手前の位置まで、親指側のへりを押し上げます。こちらも2セット行います。

1日たった30秒で、ホルモンケアができる足裏のホルモンマッサージ。是非、毎日続けてみたいものです。

 

かかとが綺麗なら、素足の季節も、可愛いサンダルを履く楽しみもありますね。

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