女性ホルモン活性化で更年期を乗り切ろう

ヨガを取り入れて女性ホルモンを活性化させる方法を綴ります。

体のクセをヨガでリセットして若々しい体へ。

女性ホルモンと更年期の関係

若い時は女性ホルモンについて考えることはないですよね。しかし更年期世代になると、体重の増加が気になりだしたり、ダイエットしているのになぜか落ちないお腹周りのお肉や体の不調などから、ホルモンを気にしはじめる事、ないですか?

 実は私もその1人です。あまり食べる量は変わっていないのに、なぜか体重が増えたり、少し食べすぎると、なかなか元に戻らなかったり。。。悩みはつきません。

女性の閉経6年くらい前から移行期を経験し、閉経前後5~10年が更年期と呼ばれる時期です。症状は、ホットフラッシュ(のぼり、ほてり、汗)、気分の波、イライラ、頭痛、不眠などが有名な症状です。

脳には視床下部という、ホルモンの分泌をコントロールしたり、自律神経(交感神経と副交感神経)を調節する場所があります。いわゆる司令塔のような役割をしています。

卵巣の機能は年齢とともに衰えていき、女性ホルモンであるエストロゲンが作られなくなっていきます。身体の中のエストロゲンの減少を認知した視床下部は、下垂体に「卵巣を刺激して女性ホルモンをもっとださせるように」命令します。

すると下垂体から、卵巣に向けて女性ホルモンを分泌させるホルモンが出されていきます。しかし、卵巣自体の機能が衰えているため、エストロゲンを全然分泌しなかったり、時にはたくさん分泌したりしてしまうので、視床下部が混乱します。

視床下部は自律神経を調節する中枢でもあるので、自律神経の機能も乱れ、それにより更年期の症状が出ると言われています。

更年期緩和に効果的なヨガ

更年期症状も体のホルモンの変化です。女性に産まれたからには、多かれ少なかれ通る更年期の症状。必ず経験する身体の変化ならば、楽しんで向き合って快適に過ごしたいですよね。。そんな更年期の不調にヨガは効果的という調査結果が多く出ています。

★ホットヨガスタジオ L A V A★

残念ながら、「ヨガが衰えた卵巣の機能を改善する」という報告はありません。

しかし、ヨガが更年期症状を緩和したという報告や、更年期症状と上手に付き合うことができる! という報告はたくさんされています。ホットフラッシュの軽減には特に効果があるそうです。

呼吸+動作に慣れる太陽礼拝

老けの正体は体のクセです。老けて見えてしまう体型の悩みは、日常生活でついた体のクセが原因かもしれません。ヨガでリセットして、若々しい体へ。

  では、インストラクターの先生に登場してもらいましょう。

 0.両足を揃えて立ち、手は体の横で自然に垂らします。あごは軽く引いて視線は鼻のへ向けます。

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  1. 鼻から息を吸いながら、両手を前方からまっすぐ上げ、拳を合わせます。

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  2. 鼻から息を吐きながら両手を前方から下ろし、できるだけ前屈。自分の身体の重みを感じます。
  3. 息を吸いながら頭を起こし、胸を開いて背筋を伸ばします。手は床につけなくともよいです。

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2→1→0と戻ります。息を吐いて2、吸って1、吐いて0へ。3~5回繰り返しましょう。

身体が硬くてもできますか?

ヨガは自分の今の状態に意識を向けるためのものです。身体が硬くてもできる範囲で行えばそれで充分です。呼吸と動作をつなげる気持ちよさを味わいましょう。