女性ホルモン活性化で更年期を乗り切ろう

ヨガを取り入れて女性ホルモンを活性化させる方法を綴ります。

更年期世代にこそ睡眠が大切。~あなたのキレイを支えます~

更年期世代こそ睡眠時間をたっぷりとりましょう!

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40代・50代は女性ホルモンが減少することで広く知られていますが、実は睡眠不足も女性ホルモンの分泌を抑制する原因の1つ。睡眠不足が続くと女性ホルモンの一種で美を司るホルモンと呼ばれる「エストロゲン」の分泌が減少し、女性ホルモンが乱れやすくなります。

本来なら夜は眠って脳や体を休養させる時間帯です。朝~昼間は自律神経のうち、交換神経が優位に動き、体温や心拍数が上昇するなどアクティブになります。一方、夕方から夜にかけては、副交感神経が優位に変化。体温が下がり、リラックス状態に入って睡眠を誘うようなスイッチがはいります。このようにスイッチがうまく切り替わることで、体を健康にキープできるわけです。それを無視して、夜更かしをすると、自律神経が乱れその結果、ホルモンバランスも崩れてしまいます。

 エイジング世代は女性ホルモンが急激に減少するデリケートな年代。その上、家族の中心として動いていたり、仕事とプライベートの両立で忙しくしていたりと睡眠不足になりがちです。このままでは心身の健康が蝕まれてしまうと同時に、老化が加速し老け込んだ印象を与えてしまう可能性も。また代謝が悪くなり、太りやすくなることも懸念されます。

朝起きられないのも自律神経が乱れた結果によるものです。

日本人の生活リズムに合わせて改訂された「新・睡眠ゴールデンタイム」と呼ばれる0時~6時にかぶせて7~8時間眠るのが理想的な睡眠の取り方です。中でも重要なのは寝始めの3時間。この時間帯は天然美容液とも呼ばれる「成長ホルモン」が集中的に分泌され、細胞を修復し体をメンテナンスしてくれます。同時に、成長ホルモンの分泌を促す睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌もピークを迎えるため、0時を目安に眠ることで睡眠時間がかけがえのない美容タイムになります。睡眠不足が続くと、エストロゲンの分泌が低下して、肌のハリ・ツヤの維持ができず、良い事はあまりないようです。

就寝前の生活も見直しましょう。

0時にまで心地よく眠るためには、就寝前の生活を見直すことも大切です。21時以降は激しい運動は控え、ヨガやストレッチでリラックスしましょう。シャワーで済ますのではなく、38~40度程度のぬるま湯に10~20分間全身浴して休息モードに切り替えましょう。テレビや携帯は活動モードの交感神経を活性化し、画面のブルーライトがメラトニンの分泌を抑制して入眠を妨げるので早めにオフするのが良いようです。

寝具も寝心地の良い清潔なものを。

 質の良い眠りには、体に合った寝具も欠かせません。枕は高すぎず低すぎず、首のカーブを埋めて首から頭にかけてしっかりと支えてくれるもの。マットレスは立っているときと同じような寝姿勢を保て、寝返りを打ちやすく、体圧をきちんと分散してくれるもの。掛ふとんは重すぎず、軽いものを選ぶようにしましょう。また、パジャマにもこだわって、肌触りが良く寝返りのしやすいパジャマに着替えましょう。シルクは「セリシン」という保湿力の高い天然のタン/パク質が含まれていて美肌効果がとても高いので、寝ながら美容を実践したい方におすすめの素材です。

空調や冷暖房も適切な温度設定を。

冷房は体に悪い気がして暑さを我慢している方も、おられますが、熱中症のリスクも考慮するとやはり冷房は正しく利用しましょう。ポイントは、就寝1時間前になったら冷房を25度の風量強めでスイッチを入れることです。逆に寒い冬は、エアコンのつけ過ぎによる乾燥に注意しましょう。就寝前にエアコンの風を下に向けて部屋と布団を暖めておきましょう。その時掛け布団をめくるのを忘れずに。布団が暖かいと体温だけでも温かさをキープでき、エアコンのスイッチを切ってもぽかぽか感が続きます。

いい睡眠をとるための9のこと。

  1. 決まった時間に早起きする
  2. 寝る3時間前にご飯はすませましょう
  3. コーヒーや紅茶などカフェインを含むものは寝る目は我慢
  4. お風呂にゆったりつかりましょう。
  5. 簡単なストレッチをしましょう
  6. 寝る前にPCやスマホは見ない!
  7. 自分に合った枕を使う
  8. 真っ暗にはせず間接照明を。
  9. 朝起きたら朝日を浴びる

いい眠りをキープして、女性ホルモンを活性化させましょう!